クレジットカード現金化はどのようにして始まったのか

違法かどうかは別として、クレジットカード現金化は多くの人に注目されています。自身のクレジットカードさえあれば複雑な手続きや審査が不要で、必要な時に必要なだけ現金を手にすることができるからです。

また、現金化を行っている業者の数も多くなりそれぞれで振込スピードや換金率、特典などが異なっており利用者にしてみれば選ぶ楽しみも増えてきました。そもそも、クレジットカード現金化はどのようにして始まったのでしょうか。

ここではその歴史を紐解いていきます。

クレジットカード現金化の誕生

クレジットカード現金化という名前からも分かる通り、まずはクレジットカードの誕生から見ていく必要があります。21世紀の世の中では当たり前のように使われているクレジットカードですが、これが誕生したのは1960年代のことだと言われています。

アメリカではそれ以前に普及していたこともあり、日本でも同じように広めようという思いが誕生の一因でもあったのです。その後バブルが崩壊し、人々や企業は多額の借金を抱え込むようになりました。

そうなると、キャッシングや銀行の融資を受ける際には審査で認められないことも多くなり、すぐにお金が必要な人は困ってしまいました。そのような時に登場したのが、クレジットカード現金化業者です。

実際、バブル崩壊後からこのような業者の広告も多くなってきました。自身のクレジットカードさえあれば現金を手にできるため、徐々にではあるもののその存在が注目されるようになったのです。

とは言え、現在のようにLINEやインターネット上でいつでもどこでも申し込みができるというわけではなくわざわざ来店しなければならなかったため、面倒だという声も少なくありませんでした。

インターネット申し込みの開始

20世紀後半に入ると、比較的手軽にコンピューターを購入できるようになり人気のOSも登場しパソコンを利用して様々なことができるようになりました。インターネットもこの頃に利用者が出てきてはいたものの、そこまで多くはなく一部の人に利用されるにとどまっていたのです。

ところが21世紀に入りネットの回線がパワーアップしたことで通信の速度も圧倒的に改善され、一般の人にもインターネットが普及するようになりました。すると、これまで実店舗で営業をしていた業者もコスト削減などの理由でネット上での手続きに移行し、これまで負担しなければならなかったコストを削減できたことから少しでも利用者を取り込もうと独自のサービスを提供するようになり、利用者にとっては業者を選ぶ楽しみも増えてきたのです。